標準整備時間(フラットレート)について

標準整備時間(フラットレート)とは、販売店が適正な点検整備の工賃を算出するためにメーカーが作成した目安です。

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手前からカワサキ、ヤマハ、スズキ、ホンダの資料です。 

カワサキ以外はパーツリストに標準時間が記載されています。カワサキは販売店用にフラットレートマニュアルというのがあります。愛車のパーツリストを手に入れれば、部品交換の工賃がある程度は判断できます。以下概要です。

 

標準整備時間とは正味作業時間に余裕時間を足したものです。

  • 正味作業時間(確認、点検調整、分解、組み立て)
  • 余裕時間(段取り、準備)

時間に関しては十進法で記載されています。(0.1h=6分)

当店では時間工賃¥8000ですので、標準整備時間×8000=工賃となります。

事故車やオプション装着車などメーカー想定外の仕様は当てはまりません。

重複する系統のパーツの交換をする場合は、重複部分を減算します。

例 

フロントホイールベアリング  0.5h 
フロントブレーキディスク 0.4h

フロントホイールASSY脱着の0.2hが重複していますので

0.5+0.4−0.2=0.7h

同じ系統を作業する場合は最も長い整備時間を使います。

ピストン、リングセット   2.5h
 クランクシャフト  5.4h

上記の場合5.4hのみとなります。 

標準整備時間はあくまでも目安です。難易度や事情により加減します。

 「やってみないと判らない」というのは、作業してからでないと判らない問題があるからです。例えば、ある仕事を安請け合いして、バラしたら凄い状況で、結果非常に苦労して作業しても、見積もり分のみの請求では商売がなりたたないからです。ご理解、ご協力お願い致します。

むしろ明朗会計で料金が一定という商売の場合、不具合を発見しても目をつぶらないと割に合わないので、そのまま放置ということにも成りえません。 当店では追加料金が発生する場合、電話にて確認してから作業致します。

参考までに、標準整備時間とおりの時間で、エンジンを分解組み立てするのは相当難しいです。パーツの洗浄、清掃、ガスケット剥がしに時間がかかります。