〒165-0022 東京都中野区江古田1丁目26-9
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【混合比】
以下、公道走行時が前提です。
基本はオイルメーカーの指定する混合比にて使用します。
当店が推奨する混合比は
モトクロッサー、外車レーサー、あるいはリメッサキットを組んだRMXなど 40:1
です。必ずハイオクガソリンを使って下さい。
クランクの寿命を延ばしたい場合は、35:1でも良いですが、サイレンサーのグラスウールがすぐに終わってしまいますので状況に応じて選んでください。
【オイル量の計算方法】
40:1の場合
ガソリン1リットルあたり25CCです。1リットル=1000CCですから、1000÷40=25
6リットルであれば 6000÷40=150CCです。
トリップメーター付きであれば、いちいち計算しなくても、燃費をあらかじめ測っておけば大体の必要なオイル量が判ります。たとえば100キロ走ると7リッターガソリンを食うのが判っていれば、100キロ175CCを基準としておくと、実際の消費ガソリン量前後1リッターの誤差につきオイルを25CC増減すれば済みます。
【計量のコツ】
専用の計量カップも販売されています。しかし、ツーリングだと何度も給油をしますので1リットルぐらいオイルを持っていきたいところです。そこで、洗剤の入れ物で画像のように計量器がついたものがありますので、それを流用します。
混合の仕方は、大体ガソリンを何リットルいれるか判断して、それに合わせたオイル量をタンクにいれてから、ガソリンノズルからの圧力で流しこみ、最後にタンクキャップをしめてから車体を前後にゆすると溶け込みます。携行缶のガソリンにメスシリンダーで正確に測ったオイルを混合した燃料でないと焼きつくということはありませんので安心して下さい。(ツーリングでそれは難しいです)
モトクロッサーやハスクバーナで試したなかで、オイルの溶けやすさ、油膜の強さ、燃焼、カーボンの溜まりにくさに優れていたのは下記商品でした。
カストロールA747
ワコーズRV−R
間違っても分離給油用のオイルを使わないで下さい。 混合率100:1の商品もあるようですが、使ったことがないので良いのか判りません。
【カブり対策】
予備プラグと、交換に必要な工具は常に携帯します。市街地の渋滞などアクセルを開けきれない状態が続くとカブり気味になります。
完全に一度カブったプラグは、掃除をしても完全復活はしません。また、とり外してアースした状態でクランキングしたときに(大気中で)点火しても、燃焼室内で点火するとは限りません。可能ならば、新品か一度もカブったことがないプラグと交換します。これは4ストでも同じです。
応急処置としては、燃料コックをオフにしてアクセル全開でクランキングを十数回して、クランクケース、燃焼室内に空気を送り込んで、そのまま始動させます。始動しなければ通常にエンジンを始動させる操作をするとうまくいく場合があります。転倒してオーバ−フローしたときのリカバリー方法です。
やけにカブるようであれば、故障している可能性が高いです。
余談ですが、RMX250S(SJ14A)はヘッドライトを消灯すると始動性が高まりました。
ノーマルチャンバーがカブりにくいです。特に高回転仕様チャンバーだと、カブりやすいです。
アイドリングで放置するとエンジンが止まるのは仕方がないので、信号待ちなど停止中はアクセルを吹かしてカブりを飛ばします。
【トレール車の混合オイル】
トレール車は分離給油のままが良いです。オイルは純正がいいです。オイル粘度の違いによりオイルポンプの送りこむ量が変化するためです。また、油膜が強いからとレーシングオイルをいれると燃焼しきれずに、かぶり現象やマフラー、排気ポートのつまりの原因となります。
ガソリンスタンドやホームセンターなどで販売している赤オイルは燃えにくく煙が多く、マフラーやエンジンを痛めますので、スクーターでも入れないほうが無難です。ノーマルのスクーターなら、ヤマハのオートルーブを入れれば間違いないです。
エンジンに合わせた用途のオイルを選ぶ必要があります。
【混合燃料の劣化】
しばらくエンジンをかけていなかった場合は、キャブレターのフロート室のガソリンを捨ててからかけて下さい。始動性が全く違います。燃料が古いと明らかに調子が悪くなりますので、なるべく早めに使いきって下さい。
取り扱い商品ブランド
・オメガオイル オイル・グリース
・キャタクリーン 燃料添加剤
取り扱いサービス
・ジャックス ショッピングクレジット
・自動車共済 自賠責共済